ドラマ嫌われる勇気の脚本は徳永友一さん

異色作として話題になっているドラマ嫌われる勇気、一体どんな人が脚本を考えたのか。気になりますよね。今回は本作品の脚本を手掛けた徳永友一さんについて調べてみました。

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徳永友一さんのプロフィール

画像引用元:https://29r.jp/lifetalk/tokunaga-yuichi

1976年生まれ。2001年獨協大学卒業。人材派遣会社に勤務する傍ら、オリジナルの脚本を書く。2002年に「同棲倶楽部」がフジテレビヤングシナリオ大賞で最終選考に選ばれる。2005年に電車男第6話で地上波デビュー。

7年間人材派遣会社で勤務していたらしいので、デビューの時はまだ会社員だったわけですね。

脚本家としてのデビュー作となった電車男

ネット上に書かれた実話をもとにドラマ化された「電車男」。

多くの豪華な出演者でも話題となりましたね。徳永さん第6話のみ脚本を手掛けたらしく、他の回では武藤将吾さんが脚本を書いています。武藤さんも人気の脚本家で、活動歴も徳永さんとほぼ一緒。

電車男の脚本がデビュー作なので、一歩先に武藤さんの方がデビューが決まったということでしょうか。ちなみにこの後の完結編「電車男 DELUXE 最後の聖戦」では武藤さんが脚本、徳永さんは脚本協力という形で制作に参加しています。

やはり刑事ものが多い?徳永友一さんの代表作品

徳永さんの代表作品をまとめてみました。どんな作風かが気になるところです。

  • セレブと貧乏太郎…上戸彩さんが主演。ホテル王の娘と、ワーキングプアの青年とのラブコメディ。
  • LADY~最後の犯罪プロファイル~…北川景子さんが主演。難事件をプロファイリングによって究明する捜査官たちの物語。
  • TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~…深田恭子さんが主演。航空業界で働く人たちの様々な人間模様を描くリアルに描いた作品。地上波で初めて航空管制官に焦点を当てことで話題を集めた。
  • でたらめヒーロー…佐藤隆太さんが主演。10分間だけ超人的な力を発揮する術を身につけ、ヒーローに仕立て上げられる。だらしがなく自分勝手な主人公がヒーローとして人助けを繰り返す中で人間的に成長していく姿を描く。
  • 海の上の診療所…松田翔太さん、武井咲さんが主演。瀬戸内海の巡回診療船「海診丸」にまつわるお話。松田翔太さんが演じる女性に惚れやすくてお調子者な新任医師がコミカルで楽しい。

刑事ものの作品が多いと思いきや多ジャンルに渡って手掛けていますね。

人材派遣会社で働いた経験が財産に

徳永さんは自身のインタビューで人材派遣会社で働いてた頃の経験が脚本家としての今に非常に活かされていると語っています。

社内外でプレゼンテーション行う経験を多く積んだことがプロデューサーや監督の方々との意思を疎通させて良い番組を作ることに役立っているとのことです。ドラマは一人で作り上げるものでは無いので確かに他のスタッフさんとの意見交換、それをまとめる努力は必要ですよね。

その一方で、自分の意見を明確に伝えることがより大事だと徳永さんは述べます。

周囲の意見を取り入れる続けるだけだと本来の意図や想いが崩れてしまうからです。あくまで脚本に関しての舵取りは自分だという部分は譲ってはいけないということです。

偶然かも知れませんが、私はこのインタビューを見た時に、「嫌われる勇気」と重なるものを感じました。

別名「西平昇太」としての活動歴は?

ところで徳永さんについて調べたところ、「西平昇太」という別名がありました。この名義での活動もされているのでは?と思い、調べてみましたが活動歴はありませんでした。

疑問に思って、さらに調べたら「現在は漫画の分野にも活動の幅を広げている。」との情報が見つかりました。

徳永さんの書いた漫画が現在、世に出ている形跡はないので、今後「西平昇太」の名前で漫画家としてデビューするかも知れませんね。

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脚本の共同制作者、ひかわかよさんについて

脚本共同制作者のひかわかよさんの代表作も調べました。

  • 高梨さん(2013)…原作は太田基之さんの漫画。
  • ブルータスの心臓(2011)…東野圭吾さん原作のミステリー。
  • 恋する日本語(2011)…小山薫堂さん原作のオムニバス小説を実写化。
  • 最後の絆 沖縄・引き裂かれた兄弟~鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真相~(2011)…太平洋戦争末期の沖縄でアメリカ兵である兄と鉄血勤皇隊の弟が対峙する実話をもとにしたドラマ。
  • なでしこ隊~少女達だけが見た”特攻隊”封印された23日間(2008)…特攻隊の身の回りを世話するなでしこ隊からみた特攻隊員の姿を描くドラマ。

こうして並べてみると軽くてコミカルなものから重厚なドキュメンタリーものまで振れ幅がすごいですね。

脚本の共同制作者、大石哲也さんについて

画像引用元:http://diprex.jp/tetsuyaoishi/

同様に大石哲也さんについても調べました。大石さんは非常に多くの作品を手掛けるベテランです。

「金田一少年の事件簿」「名探偵の掟」「探偵学園Q」「サイコメトラーEIJI」「遺留捜査」等、推理ものが多いので、今後も「嫌われる勇気」内での推理要素に大きな役わりをする方だと思われます。

原作を大胆なアレンジして実写化したドラマ嫌われる勇気

対話形式の原作を刑事ドラマとして変貌させた本作品。脚本を書くにあたっての苦労がうかがえます。こんな大胆なアレンジは一体誰が思いついたのか、気になって調べました。

どうやら、このアレンジは企画担当の渡辺恒也さんの様です。以下は番組の公式ホームページ上での渡辺さんのインタビューを要約した内容になります。

アドラー心理学は思想としては理解出来ても実践するのは難しいもの。もしこのアドラー心理学を地で行くような人物がいたら。。。と考えて庵堂蘭子のキャラクターが先に生まれました。

この庵堂蘭子が組織のルールや上下関係が厳しい警察社会という、自分のキャラクターを真逆の世界にいたら周囲をどうかき回すのかなと考え、刑事ものにアレンジすることにしました。

なるほど、先に「刑事ものにしたい」って思ったわけではなく主人公のキャラクターを決めた上でそれにふさわしい舞台として刑事ものを選択したんですね。そう考えるととても自然な着地点のように思えます。

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まとめ

有名な原作が存在するドラマは多くの場合、脚本は原作のイメージを忠実になぞらえるか、原作をもとに自分なりの解釈を膨らませるか、の2択を迫られる気がします。

しかし、「嫌われる勇気」の場合、原作は対話形式の解説、ドラマのジャンルとしては刑事もの、ともともと大きな隔たりがあります。

この隔たりが難しさでもあり、脚本家として自由に動ける部分でもあると思います。脚本を手掛ける徳永友一さんが原作をどう解釈し、キャストをどう動かすのか、最終回まで目が離せませんね。

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