ドラマ リバースの原作とは?湊かなえについての情報

2017年の4月に放送されるTBS春ドラマ「リバース」は、見る者の予想を裏切る極上のヒューマンミステリーです。

藤原竜也さんを主演に迎え、豪華キャストで贈るこのドラマは、湊かなえさんが書いた同名小説のドラマ化作品なんです。その原作についてご紹介したいと思います。

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ドラマ リバースの原作について

藤原竜也さん主演のドラマ「リバース」の原作は、ミステリーが大好きと公言するベストセラー作家の湊かなえさんが描く同名ミステリー小説です。

2015年5月に出版され、読者からも人気の高い作品です。この作品は今までの湊かなえさん作品とは違うところがいくつかあります。

その一つが、主人公が男性だということです。「リバース」が発表されるまでの作品は、すべて女性が主人公で描かれており、自身初の男性主人公のこの作品で、新たな視点を描いています。

さらに、この作品の特徴は、ミステリー小説だということを忘れてしまうほど、細かな人間描写があり、人間ドラマが描かれているということです。友情や、さまざまな愛を描くには、ドラマ化は理想的かもしれませんね。

原作リバースのあらすじ

どこにでもいるようなサラリーマン、深瀬和久の最大の楽しみは行きつけのお店でコーヒーを飲むことでした。そこで出会った女性・美穂子と付き合うことになりますが、その彼女のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が送られてきます。

深瀬はその手紙のことを聞くと、ひた隠しにしていた秘密を話し始めます。大学時代、人生初めてできた親友・広沢やゼミ仲間と一緒に旅行に出かけました。

お酒を飲んで盛り上がっていたメンバーは、遅れてきた仲間を迎えに行くために誰が車を出すか押し付け合いになり、広沢が行くことになりました。

深瀬は、飲酒運転で危ないことを知りながらも止めることはせず、せめてもの眠気覚ましにと高原でとれたはちみつを使ったコーヒーを渡すのでした。

そして広沢は事故を起こし帰らぬ人となります。両親や警察には飲酒のことを黙っていた深瀬や仲間たちは、ずっと後ろめたさを感じていたのでした。

その後、ゼミ仲間のもとにも人殺しだという手紙が届きます。そんな中、ゼミ仲間の一人が駅のホームから突き落とされる事件が起こります。

間一髪でぎりぎり逃げ延び助かるものの、深瀬は広沢の死を知る誰かが一連の事件の犯人ではないかと仲間たちと調査を行います。

調査の結果、ゼミの仲間に手紙を送っていたのは美穂子でした。広瀬の告白で広沢の死の原因を知った美穂子は昔、広沢と付き合っていたのでした。

飲酒を知りながら止めず、人の命を奪ったくせに何事もなかったように暮らしているのが悔しくて行った犯行だったのです。

行きつけのコーヒー店で深瀬は美穂子の言葉を聞き、広瀬の両親にすべてを告白するつもりだと伝え、大事な親友を悼みました。互いに心の内を話、和やかな空気になったところで、マスターが気を利かせて、はちみつ入りの特別なコーヒーを用意してくれました。

そのはちみつ入りのコーヒーを飲んだ深瀬はあることに気付き・・・。

ドラマ リバースの原作小説を書いた湊かなえさん

ドラマの原作を手掛けているのが、湊かなえさんは今年でデビュー10周年を迎えます。

湊かなえさんの作品で代表作といえば、2010年には松たか子さん主演で映画化もされた「告白」があります。この作品は、デビュー作の連作集に入っており、2009年史上初となる第6回本屋大賞をデビュー作で受賞しました。

1973年に広島県に生まれ、幼いころから読書が大好きだったそうです。27歳で結婚をしてから執筆活動を始めた湊かなえさんですが、その才能はすぐに開花します。

2005年に第2回BS-i新人脚本賞に佳作入選したあとは、2007年に執筆した「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し作家デビューを果たします。その後も2010年には「贖罪」で第63回日本推理作家協会賞を受賞しています。

イヤミスの生みの親

「イヤミス」とは、救いのないどんでん返しやショッキングな結末があるストーリーの新ジャンルとしても知名度を上げてきています。

「読んだ後に嫌な気分になるミステリー」の略で、代表作といえば湊かなえさんの「告白」があげられます。

人の不幸は蜜の味といいますが、このジャンルは、嫌な気持ちになるけれどなぜか読み返したくなるという中毒性が高い特徴があります。

湊かなえさんのそのほかのものがたりも「告白」に引けを取らない「イヤミス」具合を発揮していますが、なかでも「リバース」は、必ずと言ってもいいほど、読み返したくなる秀逸作品です。

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タイトルのリバースの意味

ドラマ「リバース」ではタイトルの意味を、英語で「REVERSE」(逆、反転)もしくは「REBIRTH」(再生・復活)といっています。

視聴者の目線を裏切る「リバース」と、親友広沢との絆を再生させていく「リバース」を表現しているようです。

湊かなえさんはタイトルの「リバース」を「戻る・さかのぼる」という意味で付けたそうです。

事故の真実を知るために過去の記憶にさかのぼっていく展開と、読者が読み終えた後、もう一度読み返したり、伏線を探してページをさかのぼっていく願いを込めて決めたそうですよ。

映像化作品としても魅力の高い湊かなえ作品

湊かなえさんの小説を原作にしたドラマや映画が数多くあります。

映画では松たか子さん主演「告白」をはじめ、吉永小百合さん主演「北のカナリアたち」、井上真央さん主演「白ゆき姫殺人事件」などがあります。

テレビドラマでは、朝日放送創立60周年記念作品として松雪泰子さん主演「境遇」・WOWWOW連続ドラマWでは小泉今日子さん主演「贖罪」、フジテレビ系では長澤まさみ主演「高校教師」など、多くの放送局で選ばれています。

湊かなえと3度目のタッグを組むTBS

藤原竜也さん主演の「リバース」を制作しているTBSは、湊かなえさん原作の作品をするのは、2013年に鈴木京香さん主演「夜行列車」、2014年榮倉奈々さん主演「Nのために」に続き3回目です。

「リバース」の制作陣は、今までの湊かなえさん作品にも携わってきたチームなので、上質なミステリーを届けてくれるはずです。

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まとめ

ドラマ「リバース」は、想像を裏切る展開へもっていくのがうまい「イヤミス女王」の湊かなえさん作品を、藤原竜也さんはじめ実力派の俳優をあつめ演じていきます。細かな表情や演出一つも伏線となる上質なミステリーを楽しんでほしいと思います。

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